校長より

     大曲支援学校は、全国花火競技大会「大曲の花火」で知られる大曲に、平成4年に開校し、今年度学校創立34年目となりました。開校当初から地域との関わりを重視し、日常的な交流活動を中心とした教育活動を実施してきました。「地域が教室」を合い言葉に、地域行事への参加やクリーンアップなどの貢献活動を通じて、地域の方々と関係を深め、地域に根ざした学習を実践しています。

     また、大曲支援学校せんぼく校は、平成28年4月仙北市角館に開校し、今年度10年目を迎えました。角館はみちのくの小京都と呼ばれ、武家屋敷通りや桜並木に多くの観光客が訪れます。せんぼく校においても「地域が教室」を合い言葉に、地域の特色を生かした学習活動や地域貢献活動を展開しています。

     大曲支援学校、そして大曲支援学校せんぼく校は、目指す学校像として「瞳かがやき 笑顔あふれる学校」を掲げ、積極的に社会参加、職業自立できる児童生徒の育成を目指し、「地域が教室」を基盤とした地域に根ざした教育、体験的・実践的活動を通したキャリア教育を進めています。そのためには、地域の方々との関わりや地域における様々な学習、体験の積み重ねが必要になります。今後も、地域とのつながりを大切にしながら、児童生徒の確かな学び、確かな成長につながる教育活動を進めてまいりますので、御理解と御協力をよろしくお願いいたします。

    校長 熊谷 司