
寄宿舎活用
9月に小学部4、5、6年生が寄宿舎を活用し、掃除機掛け、布団敷き、入浴を体験しました。
5年生は宿泊学習、6年生は修学旅行を控えており、そのための練習を兼ねて行いました。初めて体験する児童が多く、友達と協力しながら布団敷きや掃除機掛けの練習を行いました。
寄宿舎で体験をする前に、掃除機掛けや布団敷きの練習をしたり、身体洗いや洗髪の練習をしたりして、当日はやる気満々でした。体験後は、またやってみたいと感想を話していました。
寄宿舎で覚えたことを家庭や学校生活の中で活かしてほしいと思います。
舎外活動
今年の舎外活動は、『大曲のいいところをさがそう!』をテーマにグループごとに協力して活動しました。
事前に、どんなことをしたいか、どこに行くのかなどパンフレットやインターネット、友達の情報などで決めていきました。コースが決まったら、距離や時間も調べて準備しました。
当日は、お店の休日などハプニングもありましたが、家族へのお土産を買うことも忘れずに、最後の集合場所エンパイヤホテルまでそれそれ活動しました。ホテルでは、大曲のソウルフード『オープンカツ』をおいしく食べて、大曲のいいところを探して、見つけて、楽しみました。
余暇・サークル活動
今年度、第1回目のサークル活動を9月25日に行いました。今回は舎生の希望が多かったプラ板サークルを行いました。通学生も参加してくれました。
それぞれの好きなイラストを準備してプラ板に下絵を描きました。下絵を描くときは、集中して描く様子が見られました。はみでた線は、除光液で丁寧に消してプラ板がきれいにできるように工夫をしたり、絵の色を工夫したりしていました。
素敵なキーホルダーや写真立てができました。寄宿舎に展示していますので、ぜひご覧ください。次回も楽しい時間を過ごすサークルを計画していきます。
寄宿舎防災学習会B
9月16日(火)防災学習会Bを行いました。今回も消防士さんに来ていただき、火災時や救急車要請時の通報の仕方を消防士さんと実際にやり取りして体験しました。消防士さんからは、通報時は慌てないで質問されたことに答えてほしいことや消防車や救急車は少しでも早く現場に到着できるように出動していることを教えていただきました。
消火体験は、火のマークに水を当てて、火を消すイメージで行いました。体験した生徒からは、「本当に火を消さなければいけないとき落ち着いてできるかな」「本当の火ではなかったけれど、ドキドキした」という感想が聞かれました。万一に備えての貴重な体験ができました。
間食購入活動「ほっぺけやき店」
6月26日(木)、障がい福祉サービス事業所「ほっぺ」さんが販売している駄菓子を購入する活動を行いました。一人216円の予算で、昨年度経験した生徒も今年度初めて経験する生徒も、友達と相談したり電卓で計算したりしながら買い物を楽しみました。終了後には「次はこんなお菓子を持ってきてほしい」などのリクエストも聞かれました。
今年度はこの後、10月と1月の2回行う計画をしています。次回は、通学生の皆さんにも案内を出し、買い物や好きなお菓子を選ぶ体験をしてもらいたいと考えています。
ブルーベリー栽培活動
今年もいよいよブルーベリー栽培活動が始まりました。たくさんの花が咲き、実もたくさんつき、大きくなり始めました。
6月5日(木)は、学校支援ボランティアの齋藤さんと一緒に防鳥ネット張りを行いました。みんなで協力して、ネットを取り付け、キラキラテープで鳥対策をしました。感想発表では、「いつもより、かわいい仕上がりになりました。」「鳥が食べに来ないのを祈ります。」などの声が聞かれました。この後は、水やりや収穫作業を協力して行っていきます。
防災学習会A
5月8日(木)防災学習会がありました。今回は、大仙市消防署の消防士さんに来ていただきました。消防士さんの講話で、日本は地震の多い国なので、もしもに備えて水や非常食を準備しておくとよいこと、地震が起きたことで火事が起こることもあるため、電気のブレーカーを落としたり、ガスを止めたり、行動するときに心掛けることを教えていただきました。その後、地震体験車で震度5強、震度6強の揺れを体験しました。はじめは車が揺れることを楽しんでいる様子が見られましたが、さらに強い揺れを体感すると怖さに変わり涙する生徒もいました。体験を通して、普段から地震に備え心掛けて生活することの大切さを考える機会になったという感想が聞かれました。地震体験車を初めて体験する生徒が多く貴重な体験となりました。
入舎歓迎会
4月16日(水)今年度の入舎歓迎会を行いました。中学部4名、高等部1名の新しい仲間を迎えました。
けやき会の役員の代表からは、「初めてのことが多く、緊張しているかもしれませんが優しい先輩方が支えてくれるので頑張ってください。」と、頼もしい話がありました。新入舎生は、大きくうなずきながら聞いていました。
新入舎生へのインタビューコーナーでは、好きなことや、趣味などを話してくれました。お互いを分かり合う、良い機会になりました。
おやつのときは、「みんなで楽しい寄宿舎にしましょう」と乾杯しました。みんなの笑い声がたくさん聞かれた歓迎会を行うことができました。
卒業・進級を祝う会
3月4日に「卒業・進級を祝う会」を行いました。高等部3年生からは、寄宿舎生活で楽しかったこと、日々の生活で覚えたこと、お世話になった仲間への感謝の気持ちなど、それぞれの思い出が発表されました。後輩に向けては「いいことも必ずあるので、めげずに頑張ってほしい」と心温まるエールが送られました。舎監長からは、卒業、進級する寄宿舎生全員に、「感謝する心の大切さ」についての話があり、みんな真剣に聞き入っていました。
思い出の写真のスライドショーが始まると歓声や笑い声が響き、寄宿舎生活の一年を振り返るとともに卒業式まで
の残り少ない日々を惜しむかのように、仲間との会話も一層弾んでいました。
自立生活実習
自立生活実習は、社会自立に向けて、自己選択、自己決定する力を身に付けることを目的にしています。今年度も、個々の目標達成に向け、自分で考えたスケジュールの中でいろいろな活動をしました。寄宿舎内では、掃除や調理、裁縫などに取り組む生徒が見られました。また、近くのコンビニエンスストアに行き、買い物だけではなくコンビニでできるサービスを確認したり、体験したりする生徒もいました。このように様々な活動を経験しながら、今後も社会自立に向けて自立生活実習をしていきます。